子どものころ、母が美容室に出かけて帰ってくると、とても機嫌がよかったことを覚えています。

子ども心に、なぜなんだろう？と疑問に思っていました。

美容室に行ってきれいになって帰ってくる母は、いつもニコニコと笑顔で明るいので、父も、兄も、家族中が笑顔になりました。

その雰囲気は次の日にも継続されて、私は私で、学校に行っても明るく元気に楽しく過ごしていましたので、周りの友だちとも仲良く過ごしました。

それは父も兄も同じだったと思います。

ある時、

母が美容室に行くだけで家庭が明るくなるなんて、美容室にはみんなをハッピーにする魔法使いがいるのでは？と思うようになり、

みんなが美容室に行ってそうなれば、世の中が明るく笑顔になり、平和な社会になるのでは。と思うようになりました。

やがて、私は美容師になることを志し、免許を取得し、お店をオープンさせていただけるようになりました。

今でもお客さまに喜んでもらえるように、日々施術を行っています。

みんなをハッピーにする魔法使いになれるかな…

志摩市の美容室　karenhair（かれんヘアメーク）｜AIRHY（エアーハイ）とは

2016年に行われたG7伊勢志摩サミットの会場となった賢島のすぐそば、神明神社さまの目の前で「かれんヘアメーク」美容室を開業しました。

お店の窓からは神明神社さまの鎮守の杜の緑がいつも美しく、心も体もとても癒されています。

コロナ禍でマスク不足だった時に、

お客さまから、「マスクを作ってもらえないか？」とリクエストをいただいたので、作って差し上げたところ

ほかのお客さまからもご要望をいただくようになりました。そして美容室のお仕事の合間に作るようになりました。

もともとミシンで何かを作るのが好きだったので、作ることがとても楽しく、またお客さまのご要望にお応えできることが、とてもうれしくなっていきました。

今度は、「中に紙を入れたい」とリクエストをいただき、紙がずれないような工夫を施したり、夏場の暑い季節に「クールシートを入れられるマスクが欲しい」と言われ、試行錯誤しながら作ってみたりと、お客さまのリクエストにできるだけ応えられるようにしていましたら、

「販売したらいいのに」と言っていただき、美容室のお店でも販売させていただくようになりました。

新型コロナウイルス感染拡大を抑えるための緊急事態宣言が発令された期間（三重県は2020年4月16日～5月14日）、お店の営業を自粛し休業しましたので、その期間にマスクをたくさん作ることができました。

マスクを気に入っていただいたお客さまから（なんでも作れると錯覚していただいているのか？汗）今度は、「コンビニのお弁当が入る買い物袋を作ってほしい」とリクエストをいただき、作ってみました。

今度は、「なんか、ブランドネームがあった方がいいよね？」とお客さまから言われたので、息子と一緒にどんな名前がいいか考えて、

「AIRHY（エアーハイ）」という造語の名前を考えて、タグも付けてみました。

「AIRHY」とは上昇気流という意味を込め、いつも気分上々、前向きになるように、明るい気持ちになれるように、と願いを込めました。

そんな流れで、今度は「ネットでも販売してみては？」とアドバイスをいただき、baseさんでお店を開店してみました。

流れ流れて（汗）、どうぞよろしくお願いします。